豊田市 法面整形~盛土法面工事について解説!
2024/10/17
こんにちは。ブログ担当Mです。
先日のブログ(10/11,10/15)には法面整形について書きました。
今回は、盛土工事について書きたいと思います。当社が行った法面整形の作業は、「盛土工事」と呼ばれるものです。
【盛土工事について解説!基礎知識から注意点まで】
【盛土工事とは?】
盛土工事とは、低い土地に土を盛って高さを上げる工事のことです。道路、鉄道、宅地造成など、様々な建設工事で実施されます。
【盛土工事の目的】
・地盤の高さを上げる:低い土地に建物を建てる場合や、道路の標高を上げる場合など、地盤の高さを上げるために盛土を行います。
・排水機能を確保:盛土によってできた法面は、雨水などが溜まりやすい場所です。そのため、排水構造物を設置し、浸食を防ぐ必要があります。
・土地の形状を変える:傾斜地を平坦にするなど、土地の形状を変えるために盛土を行います。
【盛土工事の手順】
1,測量:工事範囲の測量を行い、盛土量を算出します。
2,整地:施工場所を平らにし、不要なものを撤去します。
3,土運搬:必要な土の量を搬入します。
4,敷均:搬入した土を均一に敷き詰めます。
5,敷固め:振動した土を均一に敷き詰めます。
6,排水構造物の設置:法面に排水構造物を設置し、雨水を排水します。
7,法面保護:法面を保護するための工事を施します。
【法面工事の種類】
盛土工事には、以下のような種類があります。
・客土盛土:良質な土を持ち込んで盛土を行う方法です。
・残土盛土:他の工事で出た残土を再利用して盛土を行う方法です。
・混合盛土:複数の種類の土を混合して盛土を行う方法です。
【盛土工事の注意点】
盛土工事は、地盤の安定性や周辺環境への影響に注意する必要があります。
・地盤調査:施工前に必ず地盤調査を行い、地盤の強度や地下水位を把握する必要があります。
・法面勾配:法面の高さや土質に応じて適切な法匂配を設定する必要があります。
・排水対策:法面内に水が溜まると、土圧が増加し、崩壊の原因となる為、十分な排水対策が必要です。
・法面保護:法面保護工を施すことで、風雨による浸食や崩壊を防ぐ必要があります。
盛土工事は、私たちの生活環境を形作る上で重要な工事です。しかし、地盤の安定性や周辺環境への影響に注意する必要があります。この工事が、盛土工事についてより深く理解するきっかけになれば幸いです。
電話の問い合わせをきっかけにし、法面整形の記事を連続で書きました。次回は、また違った角度から書いていきたいと思います。皆さんのお問い合わせをお待ちしています。