造成工事~宅地造成等規制法について~
2025/03/11
こんにちは。ブログ担当Mです。
少し前のブログで、造成工事(刈谷市で行いました)についてのブログを書きました。今回は、その続編として、宅地造成等規制法について書きたいと思います。
【宅地造成等規制法とは?】
宅地造成等規制法(正式名称:宅地造成及び特定盛土等規制法)は、宅地造成工事に伴う崖崩れや土砂災害から国民の生命と財産を守るために制定された法律です。
【法律の目的】
この法律の主な目的は、以下の2つです。
1,宅地造成工事の規制: 宅地造成工事を行う際に、一定の基準に適合するように規制することで、災害の発生を未然に防ぎます。
2,宅地造成に伴う災害の防止: 宅地造成によって発生する可能性のある崖崩れや土砂災害に対して、必要な対策を講じることで、被害を最小限に抑えます。
【規制の対象となる行為】
宅地造成等規制法では、以下の行為が規制の対象となります。
・宅地造成: 土地の形状を変更する行為(切土、盛土など)で、一定の規模を超えるもの
・特定盛土等: 宅地造成以外の盛土で、人家等に被害を及ぼす可能性があるもの
【規制の内容】
宅地造成等規制法では、以下の内容が規制されています。
・宅地造成工事の許可: 一定規模以上の宅地造成工事を行う場合は、都道府県知事の許可が必要です。
・造成宅地防災区域の指定: 宅地造成に伴い災害が発生する恐れのある区域を「造成宅地防災区域」として指定し、必要な防災対策を講じます。
※関連情報:国土交通省:宅地造成及び特定盛土等規制法
宅地造成等規制法は、宅地造成工事に伴う災害から国民を守るための重要な法律です。宅地造成工事を行う際は、この法律の内容を十分に理解し、適切な手続きを行うことが必要です。
㈱Mix・Proでは、法律を遵守し、様々な工事の経験を積んできました。ちょうど、会社が設立してから、去年の12月で5年を迎えました。色々な工事の相談を承りますので、お問い合わせをお願いいたします。